三芳さんの果樹園日記

理想の自然農業を目指す三芳さん、未来のお客様に、果樹園の日常と作業を紹介します

庭の藤が咲きました。(~4.21)

どんどん暖かくなりますね。
太子町では、「ソメイヨシノ」が終わり、「ヤマザクラ」の季節になりました。
といっても、

 街中は、ソメイヨシノばっかりで、
ヤマザクラが見られるのは、山です。
いま、
山は、新緑と「かすみ」に染まっています。

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  (山の左半分、「さくらさくら・・・・霞か雲か」まさに歌の通りです。)

我が家の庭も、花盛りです。
スノードロップ・チューリップは満開を過ぎ、
フリージアクリスマスローズが満開になりました。
それと、藤。
 今年は異常な程、花が咲いています。
一昨年から、幹が害虫に侵されて、
「今年はダメかな?」って、思ってたんやけど、
なんかアホみたいに花芽が付き、
今週、ついに咲きました。
クマバチがブンブン飛び交って、とてもにぎやかです。
でも、これは、
この藤の「最後に一花」やと思います。

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 (害虫に気づかず、ごめんな。 そやけど、根元の脇芽は守るからな。)

 
果樹園でも、
ナバナ・ダイコンが、花盛りです。

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これだけ咲くと、さすがに「おおっ」です。
この大根は、4~5年前に、辛味大根の種を撒いたものです。
その後は、種がこぼれて花が咲き、種がこぼれて花が咲き、
を繰り返してます。
でも、ここには花蜂があまり来ないんです。
まさに「沈黙の春」です。
この辺りは、種なしブドウの栽培なので、虫はいりません。
各農家は、除草剤・農薬を使って草も生やしません。
花が咲くのはうちだけ。
三芳さんの自然農業は、「趣味でやっている」と思われています。
この間、「ミツバチが来た」と喜んでいたけど、
今週は、一匹も見つかりません。
来るのは「花アブ」と「蝶々」だけ。
「出荷時のくだものは、安全」とはいっても、
こんなん、いいんかなぁ?   自然無視・効率重視の日本の農業。

ともあれ、
草木は盛んに伸びています。
柑橘類も芽を出し始めました。
レモンが一番早いです。スダチが続いています。

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 (赤みがかった小さな新芽。レモンはむしろ「紫色」です。 左から、レモン、スダチ


今週の作業)
スイバのトウ刈り
 周辺に種を飛ばさないように、
一生懸命、スイバのトウを刈り取っています。


果樹園ではこの頃、「ジー」っていう虫の声がします。
クサキリの仲間かな?
写真を撮ろうとしたんやけど、見失ってしもた。残念。
ほんと、どんくさい三芳さんですが、
スイバの葉の上で、
小さい虫(たぶんキリギリスの幼虫)を見つけました。
写真撮影、成功!

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        (4~5mmくらいかな。小さいの、見えます?)