三芳さんの果樹園日記

理想の自然農業を目指す三芳さん、未来のお客様に、果樹園の日常と作業を紹介します

チョウは、ねぼすけ(~3.16)

3月も半ばを過ぎ、果樹園では、枯れ草と新緑が「まだら模様」を作っています。
色々な草が伸びて来たけど、
中でも目立つのは、クローバー・スズメノエンドウです。

 

どっちも道端で見かけるマメ科の草なんやけど、根につく根粒菌で土が肥えるはずです。
枯れ草の方はイネ科の雑草です。所々を立ち枯れたままで放置しており、そこに「かまきりの卵」があったりします。
そして発見。ススキの枯れ草は虫の寝床にもなるようで、チョウが眠ているのを見付けました。時間は9時30分、近づいてもまだ寝てます。「お寝坊さん」です。

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    (↑ キチョウ:最近、よく見かけます)

果樹では、「カリン」が芽吹いて来ました。 毎年も、一番乗りです。
野菜では、ソラマメも咲きました。

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  (↑ カリンの芽吹き)            (↑ ソラマメの花)

今週の作業)
・等高線に沿ってクワ入れ<上園>。:
  上園は、まだ土が痩せています。斜面に降った雨が(地表の養分を連れて)土中に
  浸み込みやすいように、等高線に沿って、クワで筋状に耕しました。
・見回り・ネット修理。     :  
  時々、イノシシの足跡を見るので、見回りが欠かせません。侵入先は、その都度、
  修理します。
・果樹園へ行く途中の小路の修理 :
  イノシシに掘り返され、崩され、放っておくとひどくなる一方です。他には誰も直
  す人がいないので、簡易セメントを使って最低限の修理をしました。

※ ビワの実がふくらんできてます。そろそろ、摘果・袋かけです。
※ 池の修理がまだです。雨が多いので、溜まった水がなかなか抜けません。

     f:id:miyosien:20190316120027j:plain (← 昨日<3.15>の状態)