スダチの摘果1回目、やっと終わりました。(~6/30)
5日から開始した摘果作業、やっと一回り終了です。
雑な仕上がりにも関わらず、結局、25日かかりました。
と言っても、
三芳さんの作業時間は、9時~13時(水曜・日曜休み)。
その上、午前中に雨が降ると休むので、
人工(延べ人数)で見ると、
「何や、どこが忙しいんや。」と思われそうですね。
でもな、南西に開けた山の斜面で、日射をもろに浴びての作業。
そんな長い時間は、やってられんのですよ。(と、三芳さんの言い訳)
(カマキリさんは、1か月ほどでだいぶ大きく育ってます。でも、まだまだチビスケ。)
それはさておき、
2回目は7月5日頃~のつもりです。
摘果に続いて、
スダチ等の根元を見て回りました。
大害虫ゴマダラカミキリのチェックです。
去年までに、スダチが数本枯らされており、
放っておけない奴です。
案の定、幹周りに木くずの盛り上がっている木が2本見つかりました。
でも、どこから木くずが出てるんか、穴らしきものは見付かりません。
もっと目を近づけて、
辺りを爪で引っ掻いたり、針金でつついたり、
やっと1か所、針金のスッと入る所がありました。
針金を目いっぱい差し込んでつつきましたが、
効いたかどうか、日を改めて、もう一度チェックです。
(本のように簡単には行きません)
「どこから脱出したか」なら、直ぐに分かります。幹に大きな穴があいてるから。
でも、問題は「何処から侵入したか」なんです。
最近つくづく思うんですけど、
園芸本や雑誌、
カミキリムシの予防・駆除方法と言うと、
①産み付けられた卵を木槌でつぶす。
②木くずを見付けたら、針金を差し込んでつつき殺す。
③幹の根元を網で巻いて侵入を防ぐ。
どの本も判で押したように、簡単そうに書いてるけど、
これら本の著者は、自分で体験した上で書いてるんやろか?
例えば、木くず、
初期段階ではなかなか判りません。
1本ならともかく、何本もある時は心してかからないと途中でクジケます。
初期を見逃すと、もう深い穴になって、
針金が1mくらいススっと入ります。
これではいくらつついても、届いたかどうかすら分かりません。
次に、卵、
分かってても見付からへんのに、
いつ産み付けたか分からんもんを、「そんなもん、見つかるかい!」
そして、根巻き、
おと年、地際から20㎝ほど巻きました。
でも、木くずが出てます。
で、その中の1本は、
根巻きの上端際をぐるっと一周食い荒らされ、そこから下向きに穴が進んでいます。
これも木くずを見付けて、突いたりホジッたりして見付けました。
根巻きは、もっと上まで巻くべきやったんでしょうか?
それとも、そもそも無駄やったんでしょうか?
その判断は、まだ出来ません。
今週の作業
・スダチ摘果作業。
1回目完了です。でも作業むらがかなり出てるんで、2回目で丁寧にやります。
・ゴマダラカミキリのチェック・駆除。
これまでに被害が出ているのは、スダチ・ハッサク・ビワです。
対象本数が多いんやけど、木くずをしっかりチェックして、
出てたら出所を見つけ出し、針金で処理します。
・イノシシネットの修理・強化。
しばらく静かやったのに、最近、また侵入されました。
特に三角園は、何度も侵入されてます。
たぶんお茶の生け垣の何処かと思うんやけど、よく分かりません
怪しい所を1つづつ、つぶしています。
さて、太子町では、ブドウの出荷が始まっています。うちの近くに出荷場があり、
軽トラでぶどうの箱詰めが集まって来ます。
(出荷を待つ、ぶどうの箱詰め)
また、道端では、
「今日はこれだけ。ピオーネは、7末になるわ。また持ってくるから。」
「うん、頼むな。」
農家のおばちゃんらの会話です。
うちにも時々、回ってきます。「役得ならぬ、地元得」やね。