三芳さんの果樹園日記

理想の自然農業を目指す三芳さん、未来のお客様に、果樹園の日常と作業を紹介します

おや、ツクシが出てる(~3.2)

きのうの朝、ふと窓の外を見ると、犬小屋の前をキジバト夫婦が歩いていました。
スズメがワンコの食べ残しに集まるのは見慣れた風景やけど、キジバトが来るのは初めてです。

 

エッ、チョット待て、ワンコは何してるねん・・・。 
小屋の中で寝てました。平和です。
こんなワンコ、3時が近づくと
大きく伸びをして、
玄関の前に座って、
ドアをじっと見つめ続けます。さあ散歩、スタンバイ。
で、いつもの様に出かけました。
今日も外は暖かいです(花粉がキツイけど)。
しばらく歩いて行くと、
今年初めての「ツクシ」を見付けました。
「へぇ~、もうツクシか。」 
ほんの2~3本に見えたのに、目が慣れてくると、あたり一面ツクシだらけでした。

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   (↑ まだ頭は硬いです)            (↑ こちらは「シロバナタンポポ」)

今週の作業)
・れもんの剪定を続けてます。
 23本ある内、残った3本は他より二回り大きく育ってるんですけど、こいつらを
 どうやったらいいのか困ってます。
 というのは、去年の「冬の寒さ」と「台風21号」で傷みがあまりにキツイんです。
 おととしは「30~50個/本」ほど実が生ったのに、去年はカイヨウ病が大発生。
 実が1つも取れませんでした。
 木がボロボロで、傷んだ部分だけ除去しようとしても、葉っぱが無くなってしまう
 んです。
 ごまかしごまかし作業しましたが、やっぱり無理です。
 これまで農薬不使用を続けてきたけど、今年はボルドー液を使う事にします。
「れもんはカイヨウ病に弱い」というけど、
 加えて、ここは風当たりも強く、「自然の力だけで何とかなる」という考えは、相当
甘かったですね。
れもんのカイヨウ病、ナシの赤星病、これには、思い知らされました。

f:id:miyosien:20190301205015j:plain (← いつのまにか、小さなれもんがなってました)

・2月2回目のケイフン撒きと、酢散布。
 (スダチを除く)柑橘類に散布しました。

そろそろビワの実が育ち始めてます。また小ウメの花は満開を過ぎ、散り始めています。
また作業中は、隣りのやぶでウグイスが鳴いています。鳴き方はまだヘタやけど、日々上達していますよ。
「ホ~、ホケッ、ホッケ」 → 「ホ~、ホケッキョ、ケッ、キョ、ケッキョ」
「ホー、ホケキョ、ケキョケキョ」となるには、まだ少しかな。